人的資源管理
年功序列
Seniority System
概要
勤続年数や年齢に応じて賃金・役職が上昇する日本的雇用慣行。
詳細解説
年功序列とは、従業員の勤続年数や年齢の増加に伴って賃金や役職が上昇する日本的な雇用慣行である。終身雇用・企業別労働組合と並んで日本的経営の「三種の神器」と呼ばれる。
長期的な人材育成や企業への忠誠心の醸成に有効だが、若手の意欲低下や人件費の硬直化、能力と処遇のミスマッチといった課題がある。成果主義への移行が進むが、完全な転換は難しい。
事例・具体例
大企業では勤続30年の社員が管理職に昇進し、年齢とともに賃金が上昇する年功序列型の賃金カーブが一般的だったが、近年は役割に応じた報酬体系への移行が進んでいる。
提唱者・関連学者
ジェームズ・アベグレンが1958年の著書『日本の経営』で終身雇用・年功序列を日本的経営の特徴として分析した。