中小企業診断士1次試験 用語集 経済学・経済政策
ミクロ経済学

逆選択

Adverse Selection

概要

情報の非対称性により、品質の悪い財やリスクの高い主体が市場に残る現象。

詳細解説

逆選択とは、情報の非対称性のもとで契約前に生じる問題であり、情報優位者(売り手など)の質が買い手に分からないため、低品質な財や高リスクな主体が市場に集まってしまう現象をいう。

中古車市場では買い手が品質を判別できないため平均的な価格しか提示せず、結果として良質な車の売り手が撤退し低品質車ばかりが残る。保険市場ではリスクの高い加入者が集中する。対策としてシグナリングやスクリーニングが用いられる。

提唱者・関連学者

ジョージ・アカロフが「レモンの市場」の分析を通じて逆選択の問題を明らかにした。