中小企業診断士1次試験 用語集 経済学・経済政策
ミクロ経済学

情報の非対称性

Information Asymmetry

概要

取引当事者間で保有する情報に格差がある状態。逆選択やモラルハザードを引き起こす。

詳細解説

情報の非対称性とは、取引の当事者の一方が他方よりも多くの情報を持っている状態をいう。売り手と買い手の間の情報格差が市場の効率的な機能を妨げる。

情報の非対称性は、契約前の問題として逆選択(アドバースセレクション)、契約後の問題としてモラルハザードを引き起こす。対策としてシグナリング、スクリーニング、インセンティブ設計などがある。

事例・具体例

中古車市場では売り手が品質情報を多く持つため、情報の非対称性が典型的に発生する。

提唱者・関連学者

ジョージ・アカロフ、マイケル・スペンス、ジョセフ・スティグリッツが2001年にノーベル経済学賞を共同受賞した。