経営用語4コママンガ
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アーリーアダプター
アーリーアダプター(前期少数採用者)とはロジャース(Rogers)が採用者モデル理論(イノベーター理論)の中で新しいアイディアや製品・ライフスタイルの採用の早さで人々を分類したうちの一つで、イノベーターの次に一番新しいものが好きな人々の事を指します。
この採用者モデルは新しい物事を採用する速さの順で、イノベーター(Innovators)、アーリーアダプター(Early Adopters)、アーリーマジョリティ(Early Majority)、レイトマジョリティ(Late Majority)、ラガード(Laggards)の5つに人々を分類しています。
このアーリーアダプターといわれる人々はアイディアや製品・ライフスタイルが単に「新しい」という理由だけではなく、「有用であるか・価値があるか」も含めて考慮し採用します。
このアーリーアダプターの割合は市場全体の13.5%程度言われています。あなたのそばにも新しい物事が好きでその人が使うとその人がいるコミュニティーで流行るような人がいますよね?その人がアーリーアダプターのイメージとなります。
この種の人々は市場全体に及ぼす影響はかなり大きいです。このアーリーアダプターは別名「オピニオンリーダー」とも呼ばれ、そのコミュニティー内で指導的な地位を保っています。
このアーリーアダプターとイノベーターが導入した段階で、製品やサービスの普及率は16%となり、この値を超えると一気に市場に受け入れられるといわれています。この普及率をクリティカルマスと言います。
また、製品ライフサイクルの導入期にはこのイノベーターとアーリーアダプターの一部が主な購入者であるといわれています。
今回のまんがは先輩をアーリーアダプターとして描いています。アーリーアダプターである先輩は何らかの価値を感じて耳みたいなものをつけているようです。
そして彼女はオピニオンリーダーとしてコミュニティーに対して影響力を持っており、先輩がつけているとほしくなると後輩に言われています。