経営用語4コママンガ
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6σ(シックスシグマ)
【6σ(シックスシグマ)とは】
品質管理のためには「ばらつき」をコントロールすることが欠かせません。
不良品は少ないほうがもちろんいいですし、想定より高品質品が混じるのも好ましくありません。そういった「ばらつき」を統計学用語では「標準偏差」といいます。そして「標準偏差」をσ(シグマ)という記号で表すところから、6σの名前がつきました。
6σのばらつきというと、100万回やって3.4回エラーになる確率です。
漫画の中の恋や合格はまずかなわないということですね。
ダンスのばらつきとすると、完璧なロボットのようなダンスですね。
なお、シックスシグマは、1980年代初頭にアメリカのモトローラ社がが生産プロセスを改善するために開発した手法です。日本の製造メーカーなどで実施されていたQCなどを研究して生み出されました。 そのあと、GE(ゼネラル・エレックトリック)社が製造プロセスだけではなく、経営活動中に存在するプロセス全般を対象にした、経営改革手法として知られるようになりました。
シックスシグマの導入には、DMAICと呼ばれる5つのステップを踏むことで、課題解決を図れるように、なっています。①Define(定義)、②Measure(測定)、③Analyze(分析)、④Improve(改善)、⑤Control(定着)
最初にやるべきことをしっかり決めて、1回きりではなく定着させられるかが重要ですね。