民法・商法
同時履行の抗弁権
Defense of Simultaneous Performance
概要
双務契約において、相手方が債務の履行を提供するまで自己の履行を拒絶できる権利。
詳細解説
同時履行の抗弁権は、双務契約の当事者の一方が、相手方がその債務の履行を提供するまでは、自己の債務の履行を拒むことができる権利である。当事者間の公平を図る制度である。
例えば、売買契約において、売主は代金の支払いがあるまで目的物の引渡しを拒むことができ、買主は目的物の引渡しがあるまで代金の支払いを拒むことができる。
事例・具体例
中古車の売買において、買主が代金を持参しないまま車の引渡しを求めても、売主は同時履行の抗弁権を主張して引渡しを拒絶できる。