中小企業診断士1次試験 用語集 経済学・経済政策
ミクロ経済学

囚人のジレンマ

Prisoner's Dilemma

概要

個人の合理的行動が全体にとって非効率な結果をもたらすゲームの典型例。

詳細解説

囚人のジレンマは、2人のプレーヤーが協力すれば双方にとって良い結果が得られるにもかかわらず、各自が合理的に自己利益を追求する結果、双方にとって劣った結果に陥るゲームの構造である。

各プレーヤーにとって裏切りが支配戦略となり、ナッシュ均衡(双方裏切り)はパレート最適ではない。価格競争における値下げ競争や、軍備拡大競争などの現象を説明するモデルとして広く応用される。

事例・具体例

寡占市場での価格競争において、各企業が値下げ(裏切り)を選択し、全社にとって不利な価格引き下げ競争に陥ることがある。