経営用語４コママンガ

今日は私にしては珍しく、信用保証制度の話を取り上げます。

■概要
中小企業が金融機関等から資金調達を行う場合、
信用がないため十分な資金を得ることができなかったり、
大企業に比べて著しく不利な条件でなければ、
資金を得ることができない可能性があります。

このような場合に、信用保証制度があるため、
中小企業が資金を円滑に充当することができます。

■信用保証制度の歴史
　日本の信用保障制度の歴史は古く、中小企業の信用保証協会法が、
昭和28年に制定されています。

■各国の事情
　日本同様の公的信用保証制度は、アメリカ、イギリス、ドイツ、
フランス、イタリア、カナダ、韓国、台湾でも採用されているようです。

■信用保証協会

全国信用保証組合連合会

■信用保証制度
　
信用保証制度　関係図

1 中小企業が資金調達を行う場合に、
信用保証協会に申込みを行います。
2.信用保証協会は、企業の事業内容や経営対象などを検討し、
　保障の諾否を決め金融機関に連絡します。
3.保障承認後、信用保証書の交付を受けた金融機関が、
　融資します。
4. 融資条件に基づき、借入金を金融機関へ返済します。
5. 万一、返済ができなくなった場合、
　信用保証協会が、借入金を返済します。
6.信用保証協会へ返済します。